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	<title>クリエイティブ | bookspace</title>
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	<description>読書週間が身につかないと感じているあなたへ。「まずは一冊」と背中を押すためのブログ。</description>
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		<title>クリエイティブに世界を捉えるための仮説思考</title>
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		<dc:creator><![CDATA[bukubuku]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 30 Jun 2025 15:26:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[クリエイティブ思考]]></category>
		<category><![CDATA[クリエイティブ]]></category>
		<category><![CDATA[仮説思考]]></category>
		<category><![CDATA[観察力]]></category>
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					<description><![CDATA[はじめに — 読む前に押さえておきたいこと あなたはこんな悩みを抱えていないだろうか？ ・何気ない日常の中で、なぜか見落としや勘違いが増えてしまう・相手の本当の気持ちや状況がうまく読み取れず、誤解を招いてしまうことがある [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">はじめに — 読む前に押さえておきたいこと</h2>



<h4 class="wp-block-heading">あなたはこんな悩みを抱えていないだろうか？</h4>



<p class="wp-block-paragraph">・何気ない日常の中で、なぜか見落としや勘違いが増えてしまう<br>・相手の本当の気持ちや状況がうまく読み取れず、誤解を招いてしまうことがある<br>・自分の観察力に自信が持てず、もっと深く人や物事を理解したいと感じている</p>



<p class="wp-block-paragraph">日々の生活や仕事の中で、見えているはずのものが見えていなかったり、理解しているつもりで実はずれていたりする経験はないだろうか。そうした小さなズレは、思わぬミスやコミュニケーションのすれ違いにつながってしまう。</p>



<h4 class="wp-block-heading">このブログで紹介する本の特徴</h4>



<p class="wp-block-paragraph">・観察力の本質を、「仮説を立てて観察し修正する」という明確なメソッドで解説している<br>・認知バイアスや感情、環境などが観察をどう歪めるかを具体例を交えて示している<br>・観察を鍛えるための具体的な方法や習慣をわかりやすく紹介している1冊</p>



<h4 class="wp-block-heading">なぜ今、この考え方が求められているのか？</h4>



<p class="wp-block-paragraph">情報が溢れ、価値観が多様化する現代において、物事を表面的にしか見ないことは致命的だ。正確に捉えられずに誤解や偏見を生み、人間関係や仕事の質に悪影響を及ぼす。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その一方で、「観察力」はトレーニング次第で誰でも磨けるスキルである。本書の示す考え方と方法は、あらゆる場面での理解力や判断力を高める手助けになる。</p>



<h4 class="wp-block-heading">私の気づき</h4>



<p class="wp-block-paragraph">本書を手に取った多くの人は、自分が「見ているつもり」で実は見落としていることが多いと感じるだろう。観察とは単なる受動的な行為ではなく、自分の仮説や感情、背景を踏まえて世界と対話するプロセスだという理解が深まる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">こうした理解は、日常の中で起こる誤解やズレを減らし、より深い人間関係や正確な情報把握に役立つと実感する人が多いはずだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">観察力の鍛錬が、コミュニケーションや創造的な活動において重要な要素であることに気づくことも多いだろう。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「見えているつもり」を疑え</h2>



<p class="wp-block-paragraph">買い物に行く場面を想像してほしい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">冷蔵庫の中身を確認し、「今日や明日の晩御飯の食材のほかに、ジャムを買わなければ」と買い物リストにジャムを追加する。お気に入りのジャムを忘れずに購入し帰宅すると、冷蔵庫にはなぜかジャムが二つ。新入りを含めると、同じジャムが三つ。しかも以前買った二つのジャムは、どちらも手が付けられている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">こんなことは自分でなくても、意外と日常的にやらかしてしまうのではないだろうか。<span class="marker-under-blue">見たつもりでいても、実際には見ていない</span>。しっかりと観察できていないのである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">身近な人のモノマネが上手い人は、純粋にすごいと感じる。職場の何気ない雑談の場を盛り上げられる羨ましさもあるが、「そういえば、そんな特徴あったな」「よく観察できるな」と感心してしまう。少なくとも自分には、ものすごく難しく感じる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同じように暮らしていても、しっかりと観察できる人と、そうでない人がいる。<strong><span class="marker-under-blue">優れたアイデアを生み出す人は「見ているもの」が違うのではなく、「見ているものの捉え方」が違う</span></strong>のだろう。では、そんな捉え方はどうすれば身につくのか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回は、そんな「観察」について学べる1冊を紹介する。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="bold-blue"><span class="fz-24px">【<span class="bold">観察力の鍛え方　一流のクリエイターは世界をどう見ているのか&nbsp;】(佐渡島庸平 著）</span></span></span></strong></p>


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<details class="wp-block-details is-layout-flow wp-block-details-is-layout-flow"><summary>佐渡島庸平</summary>
<p class="wp-block-paragraph">日本の編集者・起業家であり、クリエイターエージェント「コルク」代表。講談社の編集者として数々の人気漫画を手がけたのち、2012年に独立。作家や漫画家が創作に集中できる環境をつくることを目指し、編集の枠を超えて物語の力で人々の心を動かすことを信条としている。多くのクリエイターと伴走しながら、新しい表現やメディアのあり方を模索している。</p>
</details>



<h2 class="wp-block-heading">「いい観察」の正体とは何か</h2>



<p class="wp-block-paragraph">「いい観察」とは、どのような観察だろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">多くの人は、物事そのものを正しく捉えられる観察だとイメージするかもしれない。しかし、これではなんとなく漠然としていて、どうすれば身につけられるのかがわからない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同書はこの問いに対して、明確な答えを示している。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="marker-under-blue">ある主体が、物事に対して仮説を持ちながら、客観的に物事を観て、仮説とその物事の状態のズレに気づき、仮説の更新を促す</span></strong>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これが、「いい観察」である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「<span class="marker-under-blue">仮説を立て、その後に物事を観て、違っている部分を修正していくことで、より正しく物事を捉えられる</span>」というのだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">仮説を立てると聞くと、論理的に物事を解決する場面で使う能力のように思えるかもしれない。しかし実際には、観察というクリエイティブで直感的な作業にも大いに役立つ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だからこそ、仮説を立てながら世界を見る習慣が、日々の何気ない出来事を新しい発見に変えてくれるのである。</p>



<h2 class="wp-block-heading">観察を邪魔する3つの要素</h2>



<p class="wp-block-paragraph">いい観察には仮説がつきものだと論理的に理解するのは難しくない。しかし、実践するのは簡単ではない。ここでは、いい観察を妨げる要素を3つ紹介する。</p>



<h3 class="wp-block-heading">認知バイアス</h3>



<p class="wp-block-paragraph">虹を描こうとするとき、あなたは何色の色鉛筆を使うだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">おそらく、ほとんどの人が「七色」を使う。しかし、これは普遍的な傾向ではなく、海外には四色や三色で描くのが一般的な国も存在する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">重要なのは、どの国でも同じ虹を見ているという事実である。つまり、観察対象が異なるのではなく、その捉え方が文化や環境によって変わるのだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これが<strong><span class="marker-under-blue">認知バイアス</span></strong>である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">虹をじっくり観察し、「確かに七色だ」と自分の目で確認したことがある人は、どれほどいるだろうか。むしろ「七色に見えないな」と感じていても、「虹は七色だ」と無意識に信じてしまっている人の方が多いのではないか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">人は目に入ったものをそのまま認識しているようで、実際には認知バイアスに影響されている。この仕組みを知っておくことが、いい観察を行うためのヒントになる。</p>



<h3 class="wp-block-heading">身体・感情</h3>



<p class="wp-block-paragraph">今度は、自分が入店したカフェに親子連れがいた場面を想像してほしい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">小さな子どもが楽しそうに話す声が聞こえているとき、自分の心に余裕があれば「元気でかわいいな」と感じるだろう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、仕事で集中していたり、読書で自分の世界に入り込んでいるときは「静かにしてほしい」と思うかもしれない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">子どもの声の大きさは変わらなくても、<strong><span class="marker-under-blue">自分の感情や身体の状態によって捉え方は変わる</span></strong>。物事を正しく観察するには、対象だけでなく、<strong><span class="marker-under-blue">自分自身の状態にも目を向ける必要がある</span></strong>。</p>



<h3 class="wp-block-heading">コンテクスト</h3>



<p class="wp-block-paragraph">取引先の担当者に何度電話してもつながらず、折り返しの連絡もないと、「なんていい加減で無責任な人なんだ」と感じてしまうことがある。しかし後から「実は家族が入院していて、数日間お休みをいただいていた」と知れば、「大変なときに電話してしまったな」と考えを改めるはずだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あとから事実を知って「そうだったのか」と思い直した経験は、多くの人にあるだろう。「企業間の取引なのだから相手に迷惑をかけるべきではない」「電話に出られなくても折り返しぐらいはできるはずだ」という前提があったからこそ、その前提が崩れたときに考えが変わるのだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、<strong><span class="marker-under-blue">私たちの目には、ありのままの事実よりも、当たり前だと信じている背景のほうが色濃く映っている</span></strong>のだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">今すぐ始める「いい観察」のコツ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">たとえ対象がまったく同じであっても、私たちはさまざまな影響を受けることで、正しくそれを観察できないことが往々にしてある。認知バイアス、身体・感情、コンテクスト。これらによって、私たちは「わかったつもり」になってしまうのだ。語弊を恐れずに言えば、私たちは自分が観たいものを観てしまっているのである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、どうすればよいのか。同書はこの問題に対する対応策も教えてくれている。</p>



<h3 class="wp-block-heading">感情や関係性にフォーカスする</h3>



<p class="wp-block-paragraph">「いい観察」を行うには、<span class="marker-under-blue">目に見える事実や表面的な情報だけを追いかけても不十分</span>である。私たちの世界には、直接は見えないが、理解を深めるうえで欠かせない要素がある。たとえば「感情」や「関係性」がその代表だ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">歴史の学習を例にとってみよう。教科書に書かれた出来事や日付は誰でも知ることができるが、<span class="marker-under-blue">その裏にある当事者の感情や葛藤までは読み取れない</span>。リーダーや市民がどのような不安や希望を抱いて行動したのかを想像することこそ、歴史を「生きたもの」として理解するための大切な観察である。現代においても同様に、たとえば部下の失敗を単なる結果として捉えるのではなく、その背景にある不安や努力、葛藤に目を向けることで、真に理解し共感することができる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また「関係性」も、目に見えないが重要な観察対象である。友人の前での自分と、親や上司の前での自分は同じ「自分」でも、振る舞いや言葉遣いは大きく異なる。<strong><span class="marker-under-blue">人は誰とどんな関係にあるかによって、その態度や表情を変えるもの</span></strong>だ。だからこそ、人を観察するときには、その人単体だけで判断するのではなく、どのような関係性のなかにいるのかという文脈を意識することが欠かせない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このように、「感情」や「関係性」といった目に見えないものにフォーカスすることは、<strong><span class="marker-under-blue">表層的な観察を超え、より深く人や出来事を理解するための鍵となる</span></strong>。これこそが「いい観察」を行うための本質であり、私たちがより豊かな対話や判断をするために不可欠な視点である。</p>



<h3 class="wp-block-heading">言葉にする</h3>



<p class="wp-block-paragraph">子どもが遊んでいるときに、ただ「静かだな」と思うだけでは親は安心しきれない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、「いつもより動きが少なく、顔色もさっきから冴えない。もしかすると疲れているのかもしれない」と言葉にすれば（あるいは紙に書いてみれば）、状況を客観的に把握でき、休憩させるなどの対応が取りやすくなる。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-under-blue">「見る」という行為の厄介な点は、捉えた内容をすぐに修正したり、簡単に忘れてしまったりすることだ</span>。<span class="marker-under-blue">「見ているようで見ていない」状態を自覚しづらいのは、これが原因である</span>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だからこそ、この状態を脱却するにはアウトプットするしかない。その方法が「言葉にする」である。子どもと接しているときでも、絵画を鑑賞するときでも、感じたことを言葉にすることで、自分が何をどのように観察しているのかを初めて客観視できる。<strong><span class="marker-under-blue">言葉にすることで、自分の観察の解像度が上がり、思い込みの中に埋もれていた小さな違和感にも気づきやすくなる</span></strong>のだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">仮説→観察→問いのサイクルをまわす</h3>



<p class="wp-block-paragraph">言葉にするとは、「仮説を立てる」方法の一つでもある。そして、いい観察を行うには、仮説の内容と実際の対象との差を認識し、その差を埋めていくことが重要だと述べた。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-under-blue">これを意識的に繰り返していくことが、観察力を高めるポイント</span>である。何度も練習し、やがて無意識にできるようにしていくのだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なお、このサイクルには仮説と観察だけでなく、「問い」も含まれる。生成AIの時代において問いを立てることは重要かつ難しいとされるが、観察においてはそれほど構える必要はない。観察の結果を踏まえ、「なぜそうなんだろう？」「他にどんな事例があるのか？」と自然に問いが生まれるからだ。観察の現場では、問いは堅苦しいものではなく、目の前のズレや違和感をヒントに、自然と湧き上がるものである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、部下が急に発言しなくなったとき、「本当にやる気がないのか？」「別の理由があるのではないか？」と問いを立てて観察し直す。すると、小さな仕草や表情の変化から新しい情報が見えてきて、最初の仮説を修正することができる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このように、仮説を言葉にし、実際に観察し、問いを立てて差を確かめる。このサイクルを何度も繰り返すことが、結果として観察の解像度を上げていく。そして、この積み重ねこそが、他者をより深く理解する力へとつながっていくのである。</p>



<h2 class="wp-block-heading">観察力を鍛えるということ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">観察とは、単に目に映るものを捉えることではない。自分の思い込みや感情、状況を意識し、仮説を立ててズレを修正しながら捉え直す行為である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知バイアスや感情、コンテクストの影響は避けられないが、それを踏まえ、どう観るかを選べる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">物事の背景にある感情や関係性も含め、言葉にして整理する。仮説を立て、問いを立て、確認する。この繰り返しで観察の精度は上がる。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="marker-under-blue">「いい観察」を身につけることは、相手の行動を単なる結果で終わらせず、背景を考える習慣を持つこと</span></strong>だ。仕事や生活で役立つ力である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">観察は特別な才能ではなく、思考の姿勢の問題だ。見えているつもりのものを疑い、手間をかけて確かめる積み重ねが、考えを裏付ける。</p>



<p class="wp-block-paragraph">目に映る世界の捉え方は、自分のあり方次第で変わる。観察力を鍛えることは、その可能性を広げることである。</p>


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<h2 class="wp-block-heading">関連記事</h2>



<h4 class="wp-block-heading">選ばれるアイデアのつくりかた</h4>



<p class="wp-block-paragraph">クリエイティブジャンプを巻き起こし、選ばれるアイデアをつくるための思考の型をご紹介。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-bookspace wp-block-embed-bookspace"><div class="wp-block-embed__wrapper">

<a href="https://bukubukubook.com/jump/" title="選ばれるアイデアを生み出す、クリエイティブの「型」" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img decoding="async" width="160" height="90" src="https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/12/image-3-160x90.jpeg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/12/image-3-160x90.jpeg 160w, https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/12/image-3-120x68.jpeg 120w, https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/12/image-3-320x180.jpeg 320w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">選ばれるアイデアを生み出す、クリエイティブの「型」</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">インスピレーションに頼らずにアイデアを生み出す方法を知っていますか？あなたに足りないのは、クリエイティブな発想の「型」を知ること。誰でも実践できる方法で、新しいアイデアを生み出す力を養う1冊のご紹介。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://bukubukubook.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">bukubukubook.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2024.12.10</div></div></div></div></a>
</div></figure>



<h4 class="wp-block-heading">アートと自分自身との関係性</h4>



<p class="wp-block-paragraph">アートとの向き合い方がわかれば、あなた自身との向き合い方もわかる。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-bookspace wp-block-embed-bookspace"><div class="wp-block-embed__wrapper">

<a href="https://bukubukubook.com/bloom/" title="ビジネスから社会まで、アート思考が変える未来の力" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img decoding="async" width="160" height="90" src="https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/11/image-9-160x90.jpeg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/11/image-9-160x90.jpeg 160w, https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/11/image-9-120x68.jpeg 120w, https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/11/image-9-320x180.jpeg 320w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">ビジネスから社会まで、アート思考が変える未来の力</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">アート思考とロジカル思考を融合させ、自己実現に向けたアクションを起こすための方法を探る。アート思考がどう現代のビジネスや自己実現に役立つかを解説し、具体的な思考法や考え方を教えてくれる1冊とは。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://bukubukubook.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">bukubukubook.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2024.11.04</div></div></div></div></a>
</div></figure>
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			</item>
		<item>
		<title>“1・2・3・○・5” &#8211; 「つい4を入れたくなる」衝動をつくる体験</title>
		<link>https://bukubukubook.com/experience/</link>
					<comments>https://bukubukubook.com/experience/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[bukubuku]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 08 Apr 2025 15:19:17 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[クリエイティブ思考]]></category>
		<category><![CDATA[クリエイティブ]]></category>
		<category><![CDATA[人を動かす]]></category>
		<category><![CDATA[行動心理]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://bukubukubook.com/?p=2363</guid>

					<description><![CDATA[「ここだけはおさえて」ポイント どんな人にオススメの1冊？ 🔹「おもしろそう」を仕事や活動の出発点にしてみたい人　- 「何をやりたいか」がはっきりしないけれど、直感で惹かれるものに動いてみたくなる　- 頭で考えるより、ま [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">「ここだけはおさえて」ポイント</h2>



<h4 class="wp-block-heading">どんな人にオススメの1冊？</h4>



<p class="wp-block-paragraph">🔹<strong>「おもしろそう」を仕事や活動の出発点にしてみたい人</strong><br>　- 「何をやりたいか」がはっきりしないけれど、直感で惹かれるものに動いてみたくなる<br>　- 頭で考えるより、まずは手を動かしてみようかと感じている<br>　- 面白さやワクワクの正体を知り、自分でも誰かの心を動かすことをしてみたいと思っている</p>



<p class="wp-block-paragraph">🔹<strong>「何かを届ける人」の裏側にある工夫や技術を知りたい人</strong><br>　- 商品やサービスを届ける側として、「どうしたら興味を持ってもらえるか」に悩んでいる<br>　- 人の心を動かす仕組みに関心があり、自分の仕事や趣味にも取り入れたい<br>　- 説明ではなく体験で伝える方法にヒントを感じている</p>



<p class="wp-block-paragraph">🔹<strong>ゲームに救われた経験を「ただの遊び」で終わらせたくない人</strong><br>　- 昔ハマったゲームに、言葉にできない大切なものを感じていた<br>　- 物語の中で成長していく感覚に、自分自身を重ねていた<br>　- あの頃の感動や成長を、今の仕事や暮らしにも生かしていきたいと思っている</p>



<h4 class="wp-block-heading">ポイント①：「おもしろい！」の最初のきっかけは、直感的な引き込み</h4>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-under-blue">ゲームや体験の「おもしろい！」は、最初に<strong>直感的に</strong>感じられることが重要</span>。プレイヤーは初めて接するものに対して、すぐに「おもしろ<strong><span class="marker-under-blue">そう！</span>」</strong>と感じるかどうかで、次に進むかどうかを決定する。この直感的な引き込みは、設計者が巧妙に仕掛けた部分であり、プレイヤーの感覚を素早く掴むための工夫がなされている重要な部分である。</p>



<h4 class="wp-block-heading">ポイント②：長く続けてもらうには「驚き」が欠かせない</h4>



<p class="wp-block-paragraph">「おもしろい！」体験を長く続けてもらうためには、<strong><span class="marker-under-blue">驚き</span></strong>が欠かせない。プレイヤーは予測できない展開や、意外な発見を体験することで、さらに没入し続ける。この驚きが物語の中で絶妙に配置されていることで、プレイヤーは次々に新たな驚きを求める。</p>



<h4 class="wp-block-heading">ポイント③：物語を通じた成長や変化が「おもしろい！」の根幹</h4>



<p class="wp-block-paragraph">「おもしろい！」の根本には、<strong><span class="marker-under-blue">物語</span></strong>を通じてプレイヤーが成長を感じ、変化を実感できることが大切。物語の中でキャラクターやプレイヤー自身が成長していく過程を体験することが、やりがいや満足感に繋がっていく。この<span class="marker-under-blue">成長と変化が、最終的には「おもしろい！」と感じさせる力となる</span>。</p>



<h4 class="wp-block-heading">オススメ度：★★★★★</h4>



<p class="wp-block-paragraph">「おもしろい体験のつくり方」を徹底的に突き詰めた1冊。著者が元任天堂のであったこともあり、多くの人に馴染み深いゲームを例に挙げて解説しているため、直感的にも理解しやすい。クリエイティブな仕事をしている人だけでなく、幅広い読者に共感できる内容が盛り込まれており、この本を読むことで「おもしろい体験」を実際に味わうことができる。読み終わった後、すぐに実践したくなるような一気読み必須の1冊。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「おもしろいかどうか」は、やってみるまでわからない</h2>



<h3 class="wp-block-heading">スカイダイビングは、まだ“飛んでいない人”にとっても魅力的だ</h3>



<p class="wp-block-paragraph">「一生に一度はスカイダイビングをしてみたい」。そんなことを思ったことがある人も少なくないはずだ。鳥のように空を急降下する体験は、他の何にも代え難い。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「一生に一度は」と願う人の多くは、まだ一度も飛んだことがない。それなのに、なぜ「やってみたい」と感じるのだろうか。理由はいくつか考えられる。景色が綺麗そう、スリルが味わえそう、非日常を体験したい──。だが、多くの人が共通して抱いている気持ちは、こうではないか。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">なんだか、おもしろそう！</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">スカイダイビングは、テレビで見たり話を聞いたりすることはできるが、<span class="marker-under-blue"><strong>本当のところおもしろいかどうかは体験してみないとわからない</strong></span>。それでも惹かれてしまうのは、<strong><span class="marker-under-blue">「おもしろそう」という直感に心が動かされているから</span></strong>である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、<strong><span class="marker-under-blue">どんなに魅力的な体験であっても、人は最初から「おもしろい」と判断することはできない</span></strong>。もし誰かに「おもしろい体験」を届けたいのであれば、まずはその前段階──<span class="marker-under-blue"><strong>「おもしろそう」と思わせることが出発点となる</strong></span>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここで紹介したいのが、『ついやってしまう』体験の仕組みを解説した一冊である。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-blue"><span class="fz-24px">【<span class="bold">「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ】(玉樹真一郎・著）</span></span></span></p>


<div id="rinkerid2395" class="yyi-rinker-contents  yyi-rinker-postid-2395 yyi-rinker-img-m yyi-rinker-catid-211 ">
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<details class="wp-block-details is-layout-flow wp-block-details-is-layout-flow"><summary>玉樹真一郎</summary>
<p class="wp-block-paragraph">元・任天堂の企画担当として「Wii」の立ち上げに関わり、「直感」「驚き」「物語」による体験設計を得意とするクリエイター。プログラマーからプランナーへと転身し、ハード・ソフト・ネットワークを横断した企画を手がけたその実績は、今も多くのファンや関係者に語り継がれている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">現在は青森を拠点に、「わかる事務所」を主宰。企業や自治体への企画支援や人材育成、大学での教育活動に取り組むほか、コンセプトづくりや体験設計に関する著書を多数執筆。専門的な知識を誰にでも伝わる言葉で語る、希少な表現者である。</p>
</details>



<h3 class="wp-block-heading">「右に行く」だけでおもしろくなる仕掛け</h3>



<p class="wp-block-paragraph">&#8211; 1・2・3・○・5 &#8211;</p>



<p class="wp-block-paragraph">多くの人が“4”を思い浮かべただろう。<span class="marker-under-blue">「数字を入れてください」とは書かれていないのに、“4”を入れてしまう</span>。これが「ついやってしまう」直感の仕組みである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ゲーム『スーパーマリオブラザーズ』にも同じ仕掛けがある。プレイヤーに「右に進もう」と思わせる工夫が、実に巧妙に設計されているのだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところで、このゲーム、何をすれば勝ちになるだろうか？</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">クッパを倒す</p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">そんなふうに回答する人が多いだろう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、初めてこのゲームをプレイしたとき、「クッパを倒せば勝ち」だと知ることができただろうか？少なくとも、そのような説明はゲームの中ではされていないし、最初のステージでそのゴールを知ることは不可能だ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、このゲームにおける勝ちは何かというと、こうなる。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">右に行く</p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">そう。スーパーマリオブラザーズは、右に進むゲームなのである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「いや。クッパを倒すことと同様、それもゲームの中で説明されていないのでは？」と感じたかもしれない。しかし、このゲームを初めてプレイした人は、説明書を読まなくても「右に進めば良さそう」とすぐに気づく。マリオは右を向いている。右側に雲が浮かび、草が生えている。少し進むと敵キャラであるクリボーが現れ、右に行くことが「挑戦」であることを伝えてくる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">こうしてプレイヤーは、以下の流れを自然に体験することになる。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>「右に行こう」と仮説を立てる</li>



<li>実際に右へ進んで確かめる</li>



<li>仮説が正しかったことに安心し、嬉しくなる</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">この<strong><span class="marker-under-blue">「仮説が当たった」という感覚こそが、ゲームの「おもしろさ」の正体</span></strong>である。そして、初めからその感覚が得られるかどうかは判断できないからこそ、ついやってしまうような直感への訴えかけが重要となるのだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">人は「いつもとは違う」を求めている</h2>



<p class="wp-block-paragraph">『ドラゴンクエスト』、通称ドラクエは、一見すると王道の、いわば教科書的なゲームに見える。だが、著者によれば、ドラクエは実のところ、プレイヤーの予想を次々と裏切る、非常に過激で非教科書的なゲームであるという。</p>



<p class="wp-block-paragraph">シリーズ第4作『ドラゴンクエストIV』は、前作までに比べてプレイ時間が一気に増え、20〜30時間を要する長編作品となった。プレイ時間が長くなればなるほど、プレイヤーは途中で飽きてしまうリスクが高まる。これまで通り、まじめに冒険を重ねる体験だけを延々と提供していては、途中離脱は避けられない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこで導入されたのが、「カジノ」の存在である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本来、ドラクエでは地道にモンスターと戦い、お金を貯め、強力な武器を手に入れていくという筋書きが王道とされていた。だが、カジノは<span class="marker-under-blue">この流れを根本から覆す</span>。プレイヤーに一攫千金の可能性を与え、ごく短い時間で強力な装備を手に入れさせるのだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">直感に従って行動するゲーム序盤においては、それだけでプレイヤーは「おもしろい」と感じる。しかし、<strong><span class="marker-under-blue">人間は、同じパターンの繰り返しではやがて飽きてしまう</span></strong>。そこで重要になるのが、<strong><span class="marker-under-blue">「驚き」を取り入れた変化</span></strong>である。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-under-blue">体験のはじまりには、直感に訴える仕掛けが必要</span>だ。だが、その体験を持続させ、深めていくには、<strong><span class="marker-under-blue">「いつもとは違う」予想外の展開、すなわち驚きが欠かせない</span></strong>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">直感と驚き。このふたつが絶妙に組み合わさったとき、人は本当の意味で「心を動かされた」と感じる。ドラクエにカジノが導入されたように、既存の期待を良い意味で裏切ることで、より豊かな体験が生まれるのだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ゲームで成長するのは、主人公だけではない</h2>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">ゲームなんて、時間の無駄だ。</p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">そう考える人は少なくないだろう。たしかに、ゲームをクリアしたからといって、金銭的な利益や健康上のメリットが得られるわけではない。その意味では、「無駄だ」とする意見も一理ある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでもなお、ゲームは老若男女を問わず多くの人々の心をとらえて離さない。合理性を重んじる人でさえ、その魅力から逃れることはできない。「仕事と趣味は別物」と割り切ることもできるが、それでは片づけられない“なにか”がゲームにはある。本章では、その理由について考えてみたい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、以下の数字列を見てほしい。</p>



<p class="wp-block-paragraph"> &#8211; 12　45678  &#8211;</p>



<p class="wp-block-paragraph"> 多くの人が思い浮かべるのは、「3」である。人は“空いた穴”を埋めようとする性質を持つ。この穴が明快であれば、本能的に補完してしまう。では、穴がもっと複雑な場合はどうだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その好例が『ポケットモンスター』である。初代ポケモンでは、プレイヤーは最初の1匹を選び、ポケモン図鑑の穴を埋めていく旅に出る。この体験は、まさに<span class="marker-under-blue">「認識された穴を埋める」という衝動と重なっている</span>。未知のポケモンを発見し、捕まえ、進化させる。その繰り返しによって図鑑は埋まっていき、<strong><span class="marker-under-blue">プレイヤーは自らの成長を視覚的に実感できる</span></strong>ようになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もうひとつの例が『ラストオブアス』である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このゲームでは、人類滅亡の危機に瀕した世界を、主人公と少女エリーが旅する。ところがこのエリー、当初は主人公をまったく信用せず、悪態をつき、プレイヤーを苛立たせるような言動を繰り返す。気がつけば、プレイヤーは思ってしまう。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">コイツ、腹立つなぁ。</p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">ゲームにおいて、<span class="marker-under-blue">主人公とプレイヤーは通常、感情の立場が異なる</span>。主人公は物語の中で「つらい」と<span class="marker-under-blue">主観的</span>に感じるが、プレイヤーはそれを<span class="marker-under-blue">客観的</span>に見守る。しかし、エリーのような同行者がいると、状況は変わる。<span class="marker-under-blue">プレイヤーも主人公と同じように、主観的にイライラしてしまう</span>のだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だが、エリーのような存在は、物語の進行とともに変化する。ある出来事を境に、ふとプレイヤーは感じるようになる。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">コイツ、実はいいヤツじゃん。</p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">直感に反した驚きにより、同行者に好感を持ってしまうのである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここまで来れば、この後の展開は想像に難くない。同行者が絶望や死の瀬戸際にまで追い込まれた後、その絶望を乗り越えるのだ。（ハッピーエンド・バッドエンドの両方がある。）</p>



<p class="wp-block-paragraph">この2つの例に共通するキーワードが「<strong><span class="marker-under-blue">成長</span></strong>」である。厳密には「<strong><span class="marker-under-blue">プレイヤーの成長</span></strong>」だ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ポケモンでは、最初の1匹を選択した段階で、プレイヤーはポケモン図鑑の穴を認識する。そこから、ポケモンのゲットや進化という、収集と反復の活動を行っていく。<strong><span class="marker-under-blue">物語が進むにつれ図鑑の穴が埋まっていくため、プレイヤーは視覚的に成長を実感する</span></strong>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ラストオブアスの場合は、感情の変化である。最初は憎らしいと感じていた同行者に対し、あるシーンをきっかけに好感を抱くようになる。その後、同行者に危機が起こるものの、その絶望を乗り越えることを通じて、かつて抱いていた憎しみを、主人公と同じように主観的に乗り越える。<span class="marker-under-blue"><strong>この過程そのものが成長</strong></span>というわけだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう、<strong><span class="marker-under-blue">人がゲームに夢中になるのは、プレイヤーである自分自身の成長が実感できるから</span></strong>だ。おもしろいゲームというものは、主人公だけが成長ここまで読めば、この先の展開はだいたい想像がつくだろう。同行者が絶望や死の淵に追い込まれ、そこから立ち上がる。（ハッピーエンドでもバッドエンドでも。）</p>



<p class="wp-block-paragraph">この2つの例に共通しているのは、<span class="marker-under-blue">「物語の中でプレイヤーが主観的に巻き込まれていく」という構造</span>である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ポケモンでは、空白のポケモン図鑑を埋めていく旅そのものが、収集の物語であり、達成の物語でもある。繰り返しの中で、プレイヤーは自分自身の行動の軌跡を物語として感じとるようになる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">『ラストオブアス』では、感情の揺らぎを通じて物語が紡がれる。最初は反発しかなかった同行者に対して、あるきっかけを境に共感が芽生え、やがて喪失と再生をともに体験する。その中で、プレイヤー自身が感情の流れに巻き込まれ、まるで自分のことのように感じてしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、「おもしろいゲーム」とは、物語の登場人物が変化するだけでなく、<span class="marker-under-blue"><strong>プレイヤー自身が物語を通じて変化させられる</strong>体験</span>なのだ。成長しているのではなく、<strong><span class="marker-under-blue">物語の中に巻き込まれている</span></strong>。この主観的な巻き込みこそが、ゲーム体験の核にある。</p>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ – 「おもしろい」をロジカルに考えるために</h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここまで見てきたように、「おもしろい体験」は意外にも緻密につくられている。 </p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、ルールをずらすことで驚きを生んだ『ピクトセンス』や、王道のゲームに“予想外”を仕込んだドラクエ4のカジノ。そして、プレイヤー自身が成長を実感するポケモンやラストオブアス。そこに共通していたのは、「直感で始まり、途中で裏切られ、物語を通じてプレイヤー自身も成長する」という体験の流れだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph"> 言い換えれば、<strong><span class="marker-under-blue">「なんとなく面白かった」の奥には、ちゃんとロジカルな設計がある</span></strong>ということだ。あえて退屈を挟んでおいて驚きを引き立てたり、プレイヤーの感情の推移まで計算されていたりする。体験のデザインとは、偶然の積み重ねではなく、繊細な操作の連続なのだ。 もちろん、最終的に「どう裏切るか」「どう驚かせるか」はセンスや美意識に関わる部分でもあるだろう。でもそれは、「全部センス頼み」という話ではない。実際には、多くのアイデアを出して捨てて、比べて選んで、ようやく“おもしろい”が立ち上がる。 </p>



<p class="wp-block-paragraph">「直感と驚き、成長の物語を、どうロジカルにデザインするか」。</p>



<p class="wp-block-paragraph"> この視点を持つことで、センスや才能だけに依存しない、「体験のおもしろさ」をつくる手がかりが見えてくる。</p>


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<h2 class="wp-block-heading">関連記事</h2>



<h4 class="wp-block-heading">共感・驚きと推しの関係</h4>



<p class="wp-block-paragraph">主人公と同じ感情を主観的に抱くこと（共感）と、飽きさせないための驚きの工夫は、推しを考える上でも重要な要素である。あなたが「なぜ推しを愛するのか」を深く知るための1冊を紹介。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-bookspace wp-block-embed-bookspace"><div class="wp-block-embed__wrapper">

<a href="https://bukubukubook.com/favorite/" title="推しの魅力を伝えることは、自分の人生を愛すること" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img decoding="async" width="160" height="90" src="https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/09/image-8-160x90.jpeg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/09/image-8-160x90.jpeg 160w, https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/09/image-8-120x68.jpeg 120w, https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/09/image-8-320x180.jpeg 320w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">推しの魅力を伝えることは、自分の人生を愛すること</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">あなたが愛してやまない”推し”の存在。その魅力を上手に伝えられれば、あなたの人生はもっと彩り豊かになる。この1冊で、”推し”を通して自分の人生を愛でる方法を学ぼう。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://bukubukubook.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">bukubukubook.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2024.09.28</div></div></div></div></a>
</div></figure>



<h4 class="wp-block-heading">コンセプトってどうやって作るの？</h4>



<p class="wp-block-paragraph">ものづくりにおいて欠かすことのできない“コンセプト”をつくる上で大切な考え方を紹介している1冊とは？</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-bookspace wp-block-embed-bookspace"><div class="wp-block-embed__wrapper">

<a href="https://bukubukubook.com/concept/" title="”未知の良さ”から生まれる、世界を良くするビジョンの育て方" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img decoding="async" width="160" height="90" src="https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/12/image-1-160x90.jpeg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/12/image-1-160x90.jpeg 160w, https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/12/image-1-120x68.jpeg 120w, https://bukubukubook.com/wp-content/uploads/2024/12/image-1-320x180.jpeg 320w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">”未知の良さ”から生まれる、世界を良くするビジョンの育て方</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">「世界を良くするコンセプトの作り方」について学び、斬新でクリエイティブなアイデアを生み出すための思考法をご紹介。未知の良さを追求し、価値を生み出す方法に迫る一冊。未来を変える力を持つコンセプトを生み出すヒントがここに。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://bukubukubook.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">bukubukubook.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2024.12.01</div></div></div></div></a>
</div></figure>
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		<title>選ばれるアイデアを生み出す、クリエイティブの「型」</title>
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		<dc:creator><![CDATA[bukubuku]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 10 Dec 2024 14:53:46 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[クリエイティブ思考]]></category>
		<category><![CDATA[マーケティングとブランディング]]></category>
		<category><![CDATA[仕事術・生産性向上]]></category>
		<category><![CDATA[アイデア作り]]></category>
		<category><![CDATA[インスピレーション]]></category>
		<category><![CDATA[クリエイティブ]]></category>
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					<description><![CDATA[今、我が家のキッチンにはりんご、梨、バナナ、キウイフルーツがあり、毎日がちょっと幸せだ。比較的安価なのに、高い幸福度を感じるし、食べ過ぎなければ身体にも良い。コスパも抜群で、生活の質が上がった気分になれる。最近では、スー [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">今、我が家のキッチンにはりんご、梨、バナナ、キウイフルーツがあり、毎日がちょっと幸せだ。比較的安価なのに、高い幸福度を感じるし、食べ過ぎなければ身体にも良い。コスパも抜群で、生活の質が上がった気分になれる。最近では、スーパーでイチゴやみかんもよく見るので、次はそれに挑戦しようかと思っている。シャインマスカットもまだあるのは嬉しいけれど、季節柄少し高いのでちょっと引いてしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">果物はあくまでブームで、常にあるわけではない。でも、誰しも、普段よく食べている「好きな食べ物」ってあるはず。あなたの好きな食べ物、その魅力を言葉で表すとしたら、どんなふうに伝えますか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">「深い味わいと冷たい刺激、二つの魅力が織りなす至福の瞬間。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">自分のはコレである。自作ではなくChatGPT作。シンプルだけど、説得力があって、食欲をしっかり引き出す。言葉に「高級感」や「清涼感」といったキーワードは使っていないけれど、見事に食べ物の魅力を伝えていると思う。これがパッケージに書かれていれば、ほぼ間違いなく手に取ってしまうほどの魅力だ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回は、このような「クリエイティブな力」を磨くための一冊をご紹介。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<span class="bold">クリエイティブジャンプ　世界を３ミリ面白くする仕事術&nbsp;】(龍崎翔子・著</span>）</p>


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<h2 class="wp-block-heading">クリエイティブな思考にも「型」は存在する</h2>



<p class="wp-block-paragraph">「クリエイティブ」と聞いて、どんなイメージが浮かぶだろうか。ひらめき、独創性、インスピレーション—才能がある人だけが発揮できる力のように感じるかもしれない。しかし、クリエイティブな思考にも、実は「型」が存在する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、ビジネス書に紹介されるロジカルシンキング（論理的思考）は、型やフレームワークに基づいた思考法だ。それに対し、「クリエイティブジャンプ」と呼ばれる思考方法は、直感的で非連続的なもののように思えるが、決して型がないわけではない。実際には、非連続な思考にも特有の型が存在する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「クリエイティブジャンプ」とは、「現状と理想の間にギャップがあり、ロジカルシンキングだけではその差を埋められないとき、非連続な思考でその差を飛躍的に埋め、理想を実現させる思考法」と定義されている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この思考法は、以下の５つの要素に基づいている。</p>



<ol class="wp-block-list">
<li>本質を掘り下げる</li>



<li>空気感を言語化する</li>



<li>インサイトを深堀りする</li>



<li>異質なものを組み合わせる</li>



<li>誘い文句をデザインする</li>
</ol>



<p class="wp-block-paragraph">これらの要素は、「順番通り」に使うものではなく、「重層的に重なり合いながら」互いに作用し合うことで、クリエイティブジャンプが起こる。そのため、一見すると型がないように見えるが、実際には明確なルールに従っているという訳だ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回は、その「型」について、特に重要だと感じたポイントをいくつかまとめてみる。</p>



<h2 class="wp-block-heading">必ずしも「良い」＝「選ばれる」とは限らない</h2>



<p class="wp-block-paragraph">本書の著者はホテル経営者で、北海道の富良野でペンションを運営していた際、Wi-Fi環境の改善に奔走していたエピソードが紹介されている。ある日、著者は「スプウン谷のザワザワ村」という美瑛町の宿泊施設の話を耳にする。この施設も著者のペンションと同様、Wi-Fiが使えない場所にあるが、施設は大人気で予約が取れないほどだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「スプウン谷のザワザワ村」は、北海道の自然に囲まれ、日常の喧騒から離れて、まるで絵本や物語の世界に入り込んだような空間を提供している。このことから著者が学んだのは、「良いこと」を追求するのではなく、「選ぶ意味がある」ホテルを作る大切さだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">通常、ホテル予約サイトでは、部屋の広さや食事の質、清掃状態、設備などが指標となり、口コミやスコアで他のホテルと比較される。この場合、「選ばれる」＝「他より優れている」という考え方になりがちだ。しかし、上記の例からわかるのは、選ばれることが必ずしも「設備（例：Wi-Fi環境）が優れている」という意味ではないことだ。むしろ、設備が劣っていても、そのホテルならではの魅力をうまく伝えれば、十分に選ばれるということだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">他との違いが伝わっているからこそ「選ばれる」</h2>



<p class="wp-block-paragraph">著者は良いホテルを作るためには、その土地のブランドイメージを固めることが大切だと語っている。そして、ホテルが「選ばれる」ためには、単に「良さ」を追求するのではなく、「違い」に注目することが重要だと言う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「豊かな自然」「美味しい食事」「温かな人々」といった魅力は、どこでも見られるものだ。これらから一歩抜け出すためには、他の土地との比較を通じて独自性を際立たせたり、その土地ならではの景色や空気感を言葉で表現することが大切だ。こうして、絶対的な特徴と相対的な特徴を組み合わせ、土地の「違い」を明確にすることで、「選ばれる」状態を作り出すことができる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、「異質なものとマッシュアップする」という発想も有効だ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">著者は自分の強みである「ホテル」を軸に、さまざまな変数を組み合わせることで消費者に響くホテルのコンセプトを生み出している。すべてを変えると、予測がつかない結果になったり、ありきたりなものになったりする恐れがある。しかし、強みを生かしながら変数を組み合わせることで、独自性を持ったビジネスを作り出せるのだ。また、同書では「発信すること」よりも「発信してもらうこと」の重要性が語られている。新しい変数を消費者が実感すると、それが自然に広まり、ブランドが広がっていくという考え方だ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ &#8211; クリエイティブであることは「違う」ということ &#8211;</h2>



<p class="wp-block-paragraph">一見、クリエイティブな思考は才能ある人の特権のように思えるかもしれない。しかし、クリエイティブであるということは、「魅力的な違いを正しく創り出す」ことに他ならない。なぜなら、クリエイティブであるとは、他とは違って選ばれるということだからだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところで、「この文章、頭がいい人が書いたな」と感じる文章を見たことはないだろうか。私もこの本を読んで、そう感じた。同書では、難しい言葉を使わず、抽象的な概念をそのまま伝え、ニュアンスがズレることなく表現されている。そんな文章を読んで、改めて自分の文章力の足りなさを感じた。</p>
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		<title>「頭の良さ」とは具体と抽象を行き来できること</title>
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		<dc:creator><![CDATA[bukubuku]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 20 Oct 2024 06:27:14 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[クリエイティブ思考]]></category>
		<category><![CDATA[仕事術・生産性向上]]></category>
		<category><![CDATA[脳科学・心理学]]></category>
		<category><![CDATA[クリエイティブ]]></category>
		<category><![CDATA[想像力]]></category>
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					<description><![CDATA[仕事をしていると、「自分は説明があまり上手くないな」と感じることが多い。話の最初で帰着点を定めず、途中で少しずつ探って話すため、最終的に話が長引き、メッセージがぼやけてしまうことがある。結論を最初に言う「結論ファースト」 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">仕事をしていると、「自分は説明があまり上手くないな」と感じることが多い。話の最初で帰着点を定めず、途中で少しずつ探って話すため、最終的に話が長引き、メッセージがぼやけてしまうことがある。結論を最初に言う「結論ファースト」ができていないことが原因の一つだ。しかし、原因はそれだけではない。例えば、「例えば&#8230;」の例えがうまく伝わらず、抽象的な概念を相手に伝えることが難しいこともある。この文章を見返しても、少しわかりづらいと感じることがある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「具体的＝わかりやすい」「抽象的＝わかりにくい」と考えがちだが、実際には、頭の良い人はその抽象的な概念を理解するだけでなく、それを誰もが理解できるような具体的な言葉に変換して話すことができる。「小学生にもわかる言葉で説明せよ」というアドバイスがプレゼンのコツとしてよく挙げられるが、このコツは単に専門的な言葉を避けるだけでなく、抽象的な内容を具体的に変換して理解しやすくすることも含まれている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">具体と抽象を自由に行き来できる人こそが、頭の良い視点を持っている。この「具体と抽象」を行き来できる能力を体現した本がある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ】(細谷功・著)</p>


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<p class="wp-block-paragraph">なぜ具体と抽象の行き来ができると「頭が良い」と言えるのか。これには以下の3つの理由があると思う。</p>



<ol class="wp-block-list">
<li><strong>人によって具体と抽象の尺度が異なるから</strong></li>



<li><strong>個々の具体に有機的な意味を持たせることができるから</strong></li>



<li><strong>想像力を掻き立て、自分なりの味を出せるから</strong></li>
</ol>



<p class="wp-block-paragraph">これらがその答えだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">1. 人によって具体と抽象の尺度が異なる</h3>



<p class="wp-block-paragraph">本書には、会議の案内を作る部下と上司の例が挙げられている。部下は会議の案内に目的を記載し忘れ、「開発仕様書のレビュー」と追記して上司に確認をお願いした。ところが上司は、それがあくまで手段に過ぎないと考えていた。上司の意図としては「投資の意思決定」を会議の目的と捉えていたのだ。このズレは、二人が持つ具体と抽象の尺度が異なるために生じたものだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">具体と抽象の尺度の違いを理解していれば、相手の思考レベルに合ったコミュニケーションを取ることができる。具体と抽象を行き来できることが重要な理由のひとつだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">2. 個々の具体に有機的な意味を持たせることができる</h3>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、次のような記事を思い浮かべてほしい。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>地元のケーキ屋さんの記事（メディア未掲載）</li>



<li>町の都市伝説の調査記事</li>



<li>若者の行きつけスポットをインタビューした記事</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">一見、これらはバラバラに思える。しかし、「町の魅力を再発見する」という抽象的なコンセプトを掲げれば、これらの記事には共通の意味が見えてくる。アイデアを生み出す人は物事の共通点や違いを認識することが得意で、そこから創造的なアウトプットを作り出す。企業や仕事においても、理念や哲学を持って物事を判断すれば、無駄を減らし整合性を持たせることができる。</p>



<h3 class="wp-block-heading">3. 想像力を掻き立て、自分なりの味を出せる</h3>



<p class="wp-block-paragraph">本書では、「パクリ」と「アイデア」の違いについても述べられている。誰でも、「ここまで似ているとパクリだな」と感じることがあるだろう。しかし、それを言葉で説明するのは難しい。具体的なデザインや機能を真似することを「パクリ」と定義し、抽象的なアイデアを真似ることを「アイデア」と呼んでいる。新しいアイデアは、既存のものの組み合わせから生まれるが、それはある程度抽象的な視点で考える必要があるという点が重要だ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">具体から抽象を行き来できることは、個々の具体に共通点を見つけ、それにちょっとした工夫を加えて新しいアイデアを生み出すことを意味している。こうしてアイデアを生み出す力を高めるのだ。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph">自分は同書との出会いは書籍ではなく、Audiebleであったのだが、一種の脳内パラダイムシフト、アハ体験のような感覚に陥り、書籍にも手を出してみようと思って手に取った一冊である。一見とっつきにくい具体の世界を理解するきっかけとなる書籍であり、文字通り「具体と抽象の行き来」を体感することができるので、興味があれば同じような体験を是非とも味わっていただきたい。</p>
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		<title>“センス”の正体</title>
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		<dc:creator><![CDATA[bukubuku]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 23 Sep 2024 04:09:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[クリエイティブ思考]]></category>
		<category><![CDATA[仕事術・生産性向上]]></category>
		<category><![CDATA[クリエイティブ]]></category>
		<category><![CDATA[センス]]></category>
		<category><![CDATA[考え方]]></category>
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					<description><![CDATA[ブックカフェって、どんな人がどんな時に訪れる場所なのだろうか。基本的には本屋より敷居が高いので、本好きが多いのかなと推測する一方、友人同士やカップル、海外の方など、一見すると“ザ・読書家”オーラを放っていない人も少なくな [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">ブックカフェって、どんな人がどんな時に訪れる場所なのだろうか。基本的には本屋より敷居が高いので、本好きが多いのかなと推測する一方、友人同士やカップル、海外の方など、一見すると“ザ・読書家”オーラを放っていない人も少なくない気がする。ソファでゆっくりとした時間を小説で満喫しているような人もいれば、デスクで熱心に自分の知識を身につけている人、カウンターで旅行雑誌を眺めつつ、ワクワクした気持ちを膨らませている人など、人だけでなくシチュエーションもさまざま。しかしながら、自分にとっては「本屋やwebサイト上の本棚とは違う本棚を眺め、小説と出会って没頭して読みたい気分の時に訪れる場所」以外の場・シチュエーションになったことはなかった気がする。先週久しぶりにブックカフェを訪れた際も、同じ場・シチュエーションを求めてのこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな時に出会った書籍が本書である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【センスは知識からはじまる】(水野学・著)</p>


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<p class="wp-block-paragraph">本屋で見たことがある表紙であるような気もするし、ということは平積みであるのだから、有名な本なのだと思う。カレーが食べたい時に、友人からカレーを提案されると、カレーの口になってしまうように、小説の口（目）であったのにも関わらず、なんとなく引かれた。自身の自己啓発・ビジネス書に対する読書スイッチと、小説の読書スイッチは異なっている。そのため、知識をインプットするつもりではなく「センスってなんぞや」と雑学の答えに触れにいくような感覚で手に取った。</p>



<p class="wp-block-paragraph">クリエイティブなお仕事をされている方がご自身の血肉とすることを目的とする場合もあれば、自分のように教養として読む場合もあるのだと思うが、本書を読了したのちに「センスとは何か？」と問われれば、自分の答えは以下の通りである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ー “普通”を知っており、ほんの少しの差により、画期的に異なっている状態を生む、後天的な力 ー</p>



<p class="wp-block-paragraph">まず、センスを培うには、“普通”を知っていなければならないのだという。著者曰く、センスとは「数値化できない事象の良し悪しを判断し、最適化する能力」であるそうだ。数値化できないものが相手であるからこそ、“普通”を知っているかどうかが、センスを発揮できる可能性を変えるのだという。自身が解釈できない、よくわからないものに惹かれないことからわかるように、人は自身の知っているものの延長線上にある対象物にしか魅力を感じることができないからこそ、一般的な感覚を養う必要がある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">“普通”を知るためには</p>



<p class="wp-block-paragraph">①王道から解いていく</p>



<p class="wp-block-paragraph">②流行を知る</p>



<p class="wp-block-paragraph">③今あるものの共通項・一定のルールを探る</p>



<p class="wp-block-paragraph">の3stepを踏んでいくと良いのだそうだ。文字にするとあたりまえのアクションばかりな気もするが、実際にやってみると、その分野において最適化されている王道の魅力を改めて説明することや、流行っているものの理由をうまく説明することはなかなか難しいのだろうなと思う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、センスを発揮した企画を目指すにあたり「あっと驚くヒット企画を目指すこと」ではなく「あまり驚かないけど売れる企画を目指すこと」が重要なのだという。びっくりさせたいのではなく、売れることが本質なのであれば、この考え方は覚えておきたい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">すでにあるものに目を当て、ほんの少し飾ってあげることで、画期的なものが生まれることも、同書には記してあった。具体的には“シズル感”を創出するのだとか。人が美しいと感じる背景には、その人がもつ知識に結びついた背景があり、その知識をしっかりと演出してあげられるかどうかが、知識の量・深さにかかってくるのだという。センスが知識からはじまる後天的なものである、というのも頷ける。</p>



<p class="wp-block-paragraph">仕事に直結する内容なのかどうかはまだわからないが、自分にはない、新しい1つの考え方に触れることができた読書になり、小説とは違うベクトルでの読了感があった。ちなみに、読了後に感化され書籍デザインの資料集を眺めることとなった。結局はその後、小説に戻ってしまったのだが。</p>
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